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【豊中17ゼミ】冬はなぜ乾燥するのか?

2021年1月20日

こんにちは!

豊中17ゼミナールの上井です!

 

「冬は乾燥するから火の気に気を付けて」なんてよく聞きますが、冬はどうして乾燥するんでしょうね?

 

例えば本日の湿度は50%です。

昨年の9月1日の湿度は50%でした。

 

昨年の9月1日のことを正確に覚えている方はほとんどいないと思いますが、少なくとも今日よりは乾燥していなかったはずです。

乾燥する違いはどこにあると思いますか?

カンのいい人と、中2の地学を覚えている人はピンときたはずです!

 

そう、気温ですね。

本日の気温は6℃、昨年の9月1日の気温は29.9℃でした。

過去の気象観測データは気象庁のHPで確認することができますので見てみてください。

 

空気に溶け込める水分の量は気温ごとに決まっていて(1気圧下)、6℃だと約7g。30℃だと約29gです。

 

つまり、今日の気温・湿度から空気中の水分(水蒸気量)を計算すると約3.5g。

9月1日の時の水分は14.5gでした。その差は約4倍!

そりゃあ、乾燥しますよね!!

ちなみに-10℃の時に湿度50%だと、たったの1gで、

-40℃だと、なんと0.06gです!

 

冬のこの時期になると加湿器で湿度を上げましょうなどと聞きますが、実際には加湿器を付けるだけではあまり効果的ではありません。

可能であれば室内の温度も上げて、空気中の水分を効率よく増やしましょうね!

 

上井

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