7月に実施した模擬試験の結果が届きました。
成績表と、採点された答案を返却しています。
ただ返却するのではなく、各生徒の答案を分析し、次に向けてのアドバイスをしています。
そして間違えた問題については、解き直し、必要に応じて解説もしています。
模擬試験は、実際の定期テストや実力テスト、さらには高校入試に向けての「練習」なので、解けなかった問題がとても重要になります。
学校で習ったことだけが、テストで出題されるわけではありません。
それを知るだけでも、模擬試験を受験する意味があります。
解けなくて、くやしい思いをたくさんする。
そこに成長があります。
わたしも模擬試験には、いろいろな思い出があります。
今でもおぼえているのが、題名にある
『風が吹けば○○がもうかる』
中3のときに受けた模擬試験で、国語のことわざの問題として、四つの選択肢から解答するものでした。
見たことも聞いたこともない問題で、まったく見当もつかなかったので、今でもおぼえています。
さすがに選択肢が何だったかは忘れてしまいましたが。
この問題の答えは、「桶屋(おけや)」でした。
ことわざの意味は、「意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすることのたとえ。」
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り、目を悪くする人が増える。
昔、目を悪くした人は三味線で生計を立てようとしていたので、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。
答えが“意外”すぎたことが、今でもおぼえている原因だと思います。
吹田第6ゼミナール 堀尾