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定期テスト  

【豊中17ゼミ】笑う門には福来る?

2019年8月16日

みなさん、こんにちは!

豊中17ゼミナールの上井です。

 

最近は非常に暑い日々が続いています。熱中症に気をつけて過ごしましょう。

 

さて、学力と言えば勉強が欠かせませんよね。

しかし、そもそも「学力」とは何でしょうか。

学校教育法では

【生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。】

とし、

(1)基礎的・基本的な知識・技能。
(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等。
(3)主体的に学習に取り組む態度。

であると規定されています。

なかなかハードルが高い印象を受けますね。

しかし、これらの3つは訓練によってある程度のところまで鍛えることができます。

 

(1)と(2)は試験によって数値化し、習熟度を測ることが可能です。

また、それによって受験者がどの程度の能力を持っているか判断できますので、どの部分を強化していけばいいのかが結果から分析することも可能です。

3つの中で最も厄介なのが、客観的には数値化できない「主体的に学習に取り組む態度」というものです。

「本人としては頑張っている」という見方ができたり、「まだまだこんな頑張りじゃだめだ」という見方ができてしまうため、どうしても評価が主観的になってしまって計測できません。

とは言え、ここで言う「主体的に学習に取り組む態度」を学習的に強化することは可能です。

その方法は「強制的に勉強しなければならない環境・状況にすること」です。

勉強しなければならない理由は何でも構いません。勉強するとご褒美があるとか、しないと叱られるとか、先生が面白いとか、何でもいいのです。もちろん理想としては喜んで勉強するというのが好ましいのですが、時間との兼ね合いでそうも言っていられないタイミングがありますよね。

つまり、「めんどくさいけどやってる」という状況にすればいいのです。これで結果が少しでも出てくると、それをしっかりと褒めてあげることで勉強に対して徐々に前向きにさせることができます。

精神的な健康状態が身体に影響を及ぼすのと同じように、人間の身体の動作や外傷は心に影響を及ぼします。これを逆手にとって「主体性を学習的に強化する」ということです。

 

「笑う門には福来る」とは、まさにこれと同じではないでしょうか。

気持ちが沈んでいても笑うという動作によって心に作用し、気持ちが軽くなる。それによって周りの人も明るくなり、前向きにとらえられることが増えるというふうに、幸運を呼び込んでいける。そんなふうになれるといいですね!

皆さんも、機嫌が悪い時にはわざと自分が面白いと思うことに多く触れて明るくなりませんか。

今日からみんなで笑顔になっていきましょう!

上井

 

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