こんにちは!
南千里ゼミナールです!
社会の教員免許を持っているので、
何となくの社会のコラムです!
今回は、卑弥呼に関する話です!
卑弥呼と言えば、
邪馬台国の女王として有名です!
ただ、漢字に違和感がないですか?
一国の女王の呼び名や国名に、
卑や邪のような漢字があります!
普通に考えれば、使いません!
しかし、そこに意図があります!
卑弥呼が登場するのは、
中国の書物「魏志倭人伝」です!
日本の書物ではありません!
そして、
当時の中国から見れば、
中国が世界の中心であり、
日本は辺境の地でした!
要するに、
辺境の地の女王と見なして、
小馬鹿にしているわけです!
だからこそ、
「ひみこ」という音に、
「卑弥呼」という漢字が
意図して当てられているのです!
「卑弥呼」とは、
卑弥呼が決めたわけではなく、
「魏志倭人伝」が決めたのです!
そもそも、
「魏志倭人伝」とは、
『三国志』中の「魏書」第30巻
烏丸鮮卑東夷伝倭人条の略称です!
東夷という漢字は、
東の蛮族という意味です!
書物の名前から小馬鹿にしています!
卑弥呼に限らず、
漢字には意図があります!
社会の語句を覚えるときに、
意味や意図まで考えてみましょう!
南千里ゼミナール
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