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当塾では、年に４回、小学生の読書感想文作成を行っております。

また、昨年から８月は読書感想文コンクールに応募することとして実施しております。

読書感想文の添削をしていると、普段は汚い字を書く生徒もこのときだけとてもきれいに書いてきたり、添削前はおかしな文章だった生徒が添削後に整った文章になって提出してきたり、いつもはふざけることの多い生徒がとてもきちんとした言葉で書いてきたりと、普段では見られないことがたくさんあります。

読んでいて本当に感心します。

読書感想文は最初からいいものを書こうとすると逆に書けなくなって困ることが多いので、荒くても、字が汚くても、奇妙な文章を書いていても構いませんので、「考えて書くこと」が重要です。

ひとまず書いてもらえれば、私の方で「こういうことが言いたいんじゃないのか」と予想してアドバイスしたり、「こういうことを付け加えるともっといいよ」とアドバイスしたりできますので、臆せず書いてもらえるといいと思っています。

最近は小学校で作文を書かせることが稀なようですので、生徒たち全体が文章を書けなくなっています。その影響で高校入試対策講座で必ず全員が苦労しています。高校入試では260字の作文があったり、50字以内、70字以内で考えて書く問題があったりします。260字の作文の配点は全体の２０％に相当します。100点満点でいうと20点ですから侮れません。したがって、部分点だけでも稼げるようにしておきたいところです。

上井