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【南武ゼミ】歴史の転換点

2022年3月11日

こんにちは!南武ゼミの松濱です!

…と、こんな呑気な挨拶をできるのは日本が平和な証拠、と日々実感するばかりです。

 

以前から緊張の続いていたウクライナとロシアの情勢がこの2週間ほどで一気に動き出してしまいました。

最初は「小競り合いで終わるだろうな…」「明後日にはまたいつも通り…」なんて思っていましたが蓋を開けてみれば私の人生の中でも最も第3次世界大戦に近づいているといっても過言ではない状況です。

ロシア・ウクライナ国境での戦闘に始まり、ウクライナ市街への爆撃、民間人への攻撃など状況はより過激になっていき、諸外国からは食料や衣類といった生活必需品の支援ばかりでなく弾薬や兵器、果ては戦闘機といった兵器の提供が提案されるまでになりました。人員的な面で見ても、ウクライナ国軍だけでは状況が打破できないと判断されてか海外より義勇軍や傭兵の受け入れが始まるなど、日頃ニュースで見ていた「戦闘」ではなく日本を含む諸外国を巻き込んだ「戦争」なのだということが最近のニュースでよくわかります。

よく生徒から「社会の中でも歴史を勉強する意味って?」と聞かれます。

それに対して「歴史から学べることも沢山あるんだよ」と漠然と答えてきましたが、私自身「歴史から何を学んだかなあ」と考えることもありました。

ですが今回のこの状況。

「戦争はだめ!」と口でいうことは簡単ですが、そこに重みを与えるのはやはり「伝聞でも戦争の悲惨さを知っているかどうか」になると思いました。

戦争だけでなく、差別や事故など悲惨な過去を乗り越えての今がある、というと少し安く聞こえますが次の世代を作っていく子供たちに過去を教えそれを踏まえてどう行動するべきか、まで教えていくのが私たちの役目なのかもしれません。

 

おそらく来年以降の教科書に大きく載ることになるであろうこの戦争ですが、一刻も早く終結に向かって欲しいと同時に、この悲惨な現状をしっかりと子どもたちに見てもらい考えることをしてほしいと思います。

 

 

 

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