新北野ゼミナールです。
スライムを作る理科実験を行いました!!
多くの小学生はスライムを作ったことがあり、私自身も色々と新しいスライムの作り方を小学生から教えて頂きました!!
小学生の皆さん、ありがとうございます!!
思うようなスライムが作れず苦戦する生徒が多かったですが、上手にできた生徒からアドバイスをもらったりとみんなで盛り上がりながら時間いっぱいスライムで遊んでくれました!!
今回は、スライムをただ作るだけでなく、塩やレモンをかけるとどんな変化が起きるのかさらに実験!!
●スライムに塩をかけると、水が抜け出してしまうために、スライムは縮んで、水が出てきます!!
●スライムにレモン汁をかけると、洗濯のりに橋をかけていたホウ砂が取れてしまうために、スライムがドロドロに溶けてしまいます!!
では、なぜ!!洗濯のりとホウ砂でスライムができるのでしょうか!!
??仕組みの解説??(小学生には少し難しい内容です)
スライムが粘弾性を持つのは、その構造に秘密があります!!
スライムは、洗濯のりに使うPVA(ポリビニールアルコール)と目を洗う時などに使うほう砂(しゃ)と水とを混ぜてつくります。PVAは水に溶けるビニールで、他のビニールと同じように分子が鎖状に長くつながった物質です。そのPVAの長い鎖と鎖の間に、ほう砂が橋を架けるようにいくつもつながって、分子の網目構造がつくられ、この網目に水が取り込まれます!!この網目構造に、ゆっくりと力を加えると、網目を保ったまま変形し、変形が限度を超すと、つなぎ目がずれて掛け変わります。このゆるやかな結合でつくられた構造が不定形になったり、別のスライムとくっついて一つになったりする液体のような性質を示す原因です!!
一方で、急に力を加えると、この網目構造が変形に対してもとに戻ろうと反発し、加えた力がさらに強いと分子の鎖が切れてしまいます!!
このことが、弾性など、固体のような性質を示す理由です!!
作ったことはみなさんあると思いますが、難しいですね…
~新北野ゼミナール~
塾長 三本大喜
☏06-6195-2874
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