こんにちは!豊中17ゼミナールです!
豊中17ゼミナールこうれいの「読書感想文」の時期がやってきましたね。
当塾では小学生を対象に、定期的に課題図書を読んでもらい、
読書感想文の作成、そして模造紙を使った発表まで行うことで、
子どもたちの読解力とアウトプット能力の育成を目指しています。
第1回の締め切りは5/10(火)となっております。
本はもう手元にありますよね?
4/30(土)~5/8(日)までのGW閉館日を挟みますので、
締め切りまでに提出できるように早めに終わらせましょう!
さて、前回は
「本は本屋さんで買おう!!!」
「特に読書をしない人にこそ本屋さんに行って欲しい!!!」
という話しをしましたね。
今回は、「なぜ本屋さんに行って欲しいのか?」ということについて書いていきたいと思います。
さて、まずこんな2つの状況をイメージしてください。
状況①
あなたには専属のコックがついています。
コックはあなたの好みそうなものを過去に食べたものに対する反応から熟知しています。
つまり、コックはあなたの経験をもとに献立を考えてくれます。
あなたの食卓にはいつもあなたの好きなものが並びます。
あなたの食生活はみるみる偏っていきますが…。
状況②
あなたはバイキングにやってきました。
古今東西の様々な料理が並べられた食卓。
何を食べるもあなたの自由です。
もちろん、中には見た目と違ってあなたの好みに合わない物もあるでしょう。
しかし、選択肢は無限にあります。
あなたが本当に好きな物に出会える日も来るかもしれません。
いかがでしょうか。
状況①は現代の情報社会を、状況②は書店での本との出会いを模倣していることに気が付きましたか?
皆さんの手の中にあるAIは非常に優秀なコックです。
皆さんの閲覧・購入履歴から、皆さんが好きそうな情報を与えてくれます。
しかし、与えてくれるのはそれだけです。
本屋さんは知識と物語のバイキングです。
そこに行けば、たくさんの知らないものに出会えます。
驚くほど不味い料理を食べてしまうこともあるでしょう。
しかし、自身が知らなかった自身の好みに気付けるのもここだけなのです。
AIがくれるものは「みなさんが好きだったものであり」
「今、好きなもの」ではありません。
本屋さんはみなさんのために何かを選んではくれませんが、
みなさんが「新しい好きなもの」に出会う機会をくれます。
皆さんに今必要なのはどちらですか?
世の中には
「書を捨てよ。町に出よう。」
という言葉もありますが。
このGWに
書を探すために、新しい興味に出会うために
町に出ても良いのではないでしょうか。
少しいつもより長くなりましたね…。
GW明け、元気なみなさんに会えることを楽しみにしています。
豊中17ゼミナール 佐々木