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【高槻第6ゼミ】カタツムリとナメクジの話

2022年12月11日

こんにちは、高槻第6ゼミナールの田村です。

 

今日は趣向を変えて、

最近私が1つ勉強になったことを書きたいと思います。

 

私は普段の塾での授業中、

「先生宿題多いわ~。こんなにたくさんムリや~」

と生徒さんから言われることがよくあります。そんなときに、

「すぐにムリ言うなよ! カタツムリか!」

と返すのが鉄板ネタだったのですが、

ここ数年ずっと使い続けてきたので

生徒にも飽きられてしまいました。

 

そんなカタツムリについて、

ある動画を見ていて衝撃的なことを知ったのです。

 

カタツムリに姿が似たナメクジという生き物がいますよね。

皆さんはどちらの方が強いイメージをお持ちですか?

私は殻を持っているカタツムリの方が強いイメージがありました。

 

しかし、実はカタツムリから進化した生き物がナメクジだというのです。

正確に言うと、両者とも殻を持った共通の祖先がいるのですが、

ナメクジは進化の過程で殻を捨てたらしいのです。

 

まったく当初のイメージと逆だったので驚いたのですが、

なぜナメクジは殻を捨てたのでしょうか。

 

まず1つは、殻を捨てた方が身軽になり、

狭い場所に入ることが可能になる、

つまり行動範囲が広がるというメリットがあります。

 

また、カタツムリは自分が摂取した栄養分から

殻を作っているので(あの固い殻はカタツムリの体の一部です)、

そのためのエネルギーを余分に必要とするのに対し、

ナメクジは自分の体を大きくすることにエネルギーを使えます。

それが殻を捨てるもう1つのメリットです。

 

このことを知って私は、

人間でも同じことが言えるな~と感じました。

 

子どもたちもそうですが、大人になっても、

人は目の前にある課題に対して、できない理由を探そうとしてしまいます。

それは自分を守る「殻」だと思うのです。

そうやって自分を守ることにエネルギーを使ってしまうのは、

勿体ないことだと思います。

 

ナメクジのように一見弱っちそうに見えても、

自分を守る「殻」を捨てて自由に生きる道もあり、

それでもちゃんと生きていけるということを、

自分自身も体現し、子どもたちにも伝えていきたいなと思いました。

 

これからはすぐにムリという生徒に対して、

「すぐにムリ言うなよ! カタツムリか! ナメクジになれ!」

と伝えるようにします。

 

高槻第6ゼミナール

田村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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