こんにちは!
千里丘ゼミナールの上井です!
今回は「毎日体温を測ることとオオカミ少年の話との共通点」です。
3年前、コロナが世界をかなり変えました。
その変化の一つに、検温の回数が増えたことがあげられます。
体温を毎日測ることは「正常な状態を知っておき、
異常値が出たときにすぐ発見できる」ということです。
これって、オオカミ少年のお話に似ていませんか?
オオカミ少年の話は「嘘をつく子ども」というイソップ寓話のひとつで
「羊飼いと狼」や「オオカミ少年」というタイトルで知られています。
羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た!」と嘘をついて騒ぎを起こし
だまされた大人たちが武器を持って退治に出てくるけれども徒労に終わる、ということを繰り返すお話です。
そして本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来ず、村の羊は全て狼に食べられてしまいます。
つまり、オオカミが来たという報告が「異常値」だったはずなのに
それが「普通」になって見過ごされてしまったということです。
このお話には「人に信用されなくなるからウソをついてはいけませんよ」というわかりやすい教訓があるとともに
「正常な状態を知っておくと、異常値が出たときにすぐ発見できる」ことでもあると思います。
今回の話は少し深読みかもしれません。
しかし、色々な物語や身の回りで起こることについて「なぜそうなるのか?」
「なぜこういう指示が出されるのか?」ということを考えて欲しいと、私はいつも思っています。
なぜなら、この「なぜ」という部分について日々考えるようにしてもらえると、論理的思考が育つからです。
その結果、「応用力」が身についていきますので、ご家庭でもお子さんたちにどんどん問いかけてあげてください。
毎日手軽に無料でできる、「脳力UP」の手段ですから!
千里丘ゼミナール
TEL:06-6876-2887
上井