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【渋ゼミ】学習内容の変化 英語編

2023年10月20日

皆さんこんにちは!

渋ゼミの塾長です!!

 

ウトウトしやすい時期になってきましたね😴

体調不良が増える時期にもなり、とある中学校では学級閉鎖になっているとか…!!

期末テストも徐々に近づき、年末まで2ヶ月ほどになりましたが油断せず、最後まで乗り切りましょう!

 

さて、実は渋谷ゼミナールにですが…

来週より懇談となり、保護者様とお話させていただく期間になるのですが

その際、よく話題となるのが「受験」や「学習量」などについて。

悩みますよね…

ただ、それ以上に思うのは

「学習観を変えないといけない」という点になります。

学習指導要領が大きく変わり、私や保護者様が小中学生の頃とは全く別物になっているんです。

 

でもそれを知らずに受験生を迎えると…大変苦労します😢

 

せっかくなので各教科ごとに説明していきましょう!!!

 

【全教科について】

昔は「詰め込み教育」として、とにかく覚えて覚えて…

そうすれば学校のテストや受験は乗り越えることができました。

しかし、ゆとり教育を経て、現在は「脱ゆとり教育」という思考になっています。

どういうことかと言いますと…

 

ポイント!

1️⃣学習量が大幅にUP

2️⃣学習内容の難易度UP

3️⃣覚えるだけじゃなく、覚えたものを活用する

「思考力」「判断力」「表現力」が必要な問題がUP

4️⃣穴埋めや記述だけではなく、資料や表から読み取る問題がUP

 

大きく分けるとこの4点になります。

それでは英語における詳しい中身を見ていきましょう!

 

1️⃣学習量が大幅にUP

特に変わったのは英語でしょう。

グローバル化が進む中で、英語の学習は避けられません。

最も増えたのは「単語」です。

グラフを見ていただくと

 

 

という変化があります。

正直、私も教えながら「こんな単語、中学生のとき習ってない!」と思うことがあります。

 

そして「高校内容の英文法」も増えました。

 

今まで高校生で学習していた内容が中学生内容になりました。

私たちが高校だった頃を思い出すと…英語難しかったですよね。

それを今の子どもたちは、塾に行かない場合は自力で学習しなければいけません。

できないですよね…😢

 

 

 

2️⃣学習内容の難易度UP

これは1️⃣の高校内容も含みますが、学習内容が難しくなりました!

①や②、⑤は変わりませんが「学習内容増加」により難しくなっています。

※1️⃣参照

特に変わったのは③と④でしょう。

これまでの学習指導では実施が少なかった「会話する」「話をする」という学習が増えています。

大人になって仕事で人前で話すようになった私たちからすれば「発表することは簡単だ」と思うかもしれません。

しかし「英語で発表する」「英語でコミュニケーションをとる」となると難しいですし、緊張もするでしょう。

それを今の子どもたちは授業の一環として実施しています。

しかし、その根本にあるのは「文法の理解」「単語の暗記」にあります。

英会話だけをやっていて中学生になったとき、点数が思うようにとれないのは、この2つの理解が不足している場合がほとんどです。

改定以前より実践的な学習が増え、高校内容も学習しなければいけなくなり、単語量も増加。

それだけでも「テストでいい点数をとる」ことが難しくなったことが想像できると思います。

 

3️⃣覚えるだけじゃなく、覚えたものを活用する

「思考力」「判断力」「表現力」が必要な問題がUP

 

大阪の入試問題を見ると…

という構成になっています。

もちろん長文での問題において「単語の語形変化」「穴埋め」などのワークのような問題は数問あります。

しかし「本文中の①に入る文章を選びなさい」「次の文章が入るのは、本文中の①~④のどこか」など

全体の流れや内容が把握できていないと解けない問題もあります。

また、英作文についてはお題があり、それに沿った正確な文章が必要になります。

例えば…

【留学生のジェーンが大阪にやってきます。観光地としてオススメする場所と理由を30語程度で書きなさい】

これがパッと作れるようにならなければいけません。

 

それには

「思考」して「判断」しなければいけません。

そしてそれらを繋ぎ合わせて「表現」するまでがセットです。

今まで「暗記」をすれば解くことができていましたが、暗記したものを「活用」する力が必要です。

その力はなかなか1人では身につけられません。

 

4️⃣穴埋めや記述だけではなく、資料や表から読み取る問題がUP

 

3️⃣でも記述したように、高校入試では長文が2つ出題されます。

そのうちの1つは「図」や「資料」などを見ながら解く問題になります。

そうした問題は「日本語」でも難しいと思います。

新聞の記事を見て…

料金表を見て…

チラシを見て…

それが全て英語で書かれているので、難易度は上がりますよね。

「そんなの簡単だ!」と思う大人は「英字新聞」を読んでみましょう。

読めないのであれば、海外のレストランのメニュー表を見て注文できるかどうかやってみましょう!

 

上記4つを読んで「変わったのはそれだけなのか」と思う方は英語ができる方だと思います。

しかし、子どもたちは「今から」学習していきます。

私たちが学生だった頃の学習環境、学習内容、受験システムとは大きく変わっているため、認識を変えなければいけません。

「◯◯高校くらい、普通にしていればいける」という考えは子どもたちにとってはプレッシャーにしかなりません。

 

お子様にどう接すればいいのか…

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受験が不安…

などのご相談は是非渋谷ゼミナールまで♪

 

受験を乗り越えるには、正しい受験知識を!

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次回は数学の予定です!!

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