皆さんこんにちは!
渋ゼミの塾長です!!
ウトウトしやすい時期になってきましたね😴
体調不良が増える時期にもなり、とある中学校では学級閉鎖になっているとか…!!
期末テストも徐々に近づき、年末まで2ヶ月ほどになりましたが油断せず、最後まで乗り切りましょう!
さて、実は渋谷ゼミナールにですが…
来週より懇談となり、保護者様とお話させていただく期間になるのですが
その際、よく話題となるのが「受験」や「学習量」などについて。
悩みますよね…
ただ、それ以上に思うのは
「学習観を変えないといけない」という点になります。
学習指導要領が大きく変わり、私や保護者様が小中学生の頃とは全く別物になっているんです。
でもそれを知らずに受験生を迎えると…大変苦労します😢
せっかくなので各教科ごとに説明していきましょう!!!
【全教科について】
昔は「詰め込み教育」として、とにかく覚えて覚えて…
そうすれば学校のテストや受験は乗り越えることができました。
しかし、ゆとり教育を経て、現在は「脱ゆとり教育」という思考になっています。
どういうことかと言いますと…
ポイント!
1️⃣学習量が大幅にUP
2️⃣学習内容の難易度UP
3️⃣覚えるだけじゃなく、覚えたものを活用する
「思考力」「判断力」「表現力」が必要な問題がUP
4️⃣穴埋めや記述だけではなく、資料や表から読み取る問題がUP
大きく分けるとこの4点になります。
それでは英語における詳しい中身を見ていきましょう!
1️⃣学習量が大幅にUP
特に変わったのは英語でしょう。
グローバル化が進む中で、英語の学習は避けられません。
最も増えたのは「単語」です。
グラフを見ていただくと
という変化があります。
正直、私も教えながら「こんな単語、中学生のとき習ってない!」と思うことがあります。
そして「高校内容の英文法」も増えました。
今まで高校生で学習していた内容が中学生内容になりました。
私たちが高校だった頃を思い出すと…英語難しかったですよね。
それを今の子どもたちは、塾に行かない場合は自力で学習しなければいけません。
できないですよね…😢
2️⃣学習内容の難易度UP
これは1️⃣の高校内容も含みますが、学習内容が難しくなりました!
①や②、⑤は変わりませんが「学習内容増加」により難しくなっています。
※1️⃣参照
特に変わったのは③と④でしょう。
これまでの学習指導では実施が少なかった「会話する」「話をする」という学習が増えています。
大人になって仕事で人前で話すようになった私たちからすれば「発表することは簡単だ」と思うかもしれません。
しかし「英語で発表する」「英語でコミュニケーションをとる」となると難しいですし、緊張もするでしょう。
それを今の子どもたちは授業の一環として実施しています。
しかし、その根本にあるのは「文法の理解」「単語の暗記」にあります。
英会話だけをやっていて中学生になったとき、点数が思うようにとれないのは、この2つの理解が不足している場合がほとんどです。
改定以前より実践的な学習が増え、高校内容も学習しなければいけなくなり、単語量も増加。
それだけでも「テストでいい点数をとる」ことが難しくなったことが想像できると思います。
3️⃣覚えるだけじゃなく、覚えたものを活用する
「思考力」「判断力」「表現力」が必要な問題がUP
大阪の入試問題を見ると…
という構成になっています。
もちろん長文での問題において「単語の語形変化」「穴埋め」などのワークのような問題は数問あります。
しかし「本文中の①に入る文章を選びなさい」「次の文章が入るのは、本文中の①~④のどこか」など
全体の流れや内容が把握できていないと解けない問題もあります。
また、英作文についてはお題があり、それに沿った正確な文章が必要になります。
例えば…
【留学生のジェーンが大阪にやってきます。観光地としてオススメする場所と理由を30語程度で書きなさい】
これがパッと作れるようにならなければいけません。
それには
を「思考」して「判断」しなければいけません。
そしてそれらを繋ぎ合わせて「表現」するまでがセットです。
今まで「暗記」をすれば解くことができていましたが、暗記したものを「活用」する力が必要です。
その力はなかなか1人では身につけられません。
4️⃣穴埋めや記述だけではなく、資料や表から読み取る問題がUP
3️⃣でも記述したように、高校入試では長文が2つ出題されます。
そのうちの1つは「図」や「資料」などを見ながら解く問題になります。
そうした問題は「日本語」でも難しいと思います。
新聞の記事を見て…
料金表を見て…
チラシを見て…
それが全て英語で書かれているので、難易度は上がりますよね。
「そんなの簡単だ!」と思う大人は「英字新聞」を読んでみましょう。
読めないのであれば、海外のレストランのメニュー表を見て注文できるかどうかやってみましょう!
上記4つを読んで「変わったのはそれだけなのか」と思う方は英語ができる方だと思います。
しかし、子どもたちは「今から」学習していきます。
私たちが学生だった頃の学習環境、学習内容、受験システムとは大きく変わっているため、認識を変えなければいけません。
「◯◯高校くらい、普通にしていればいける」という考えは子どもたちにとってはプレッシャーにしかなりません。
お子様にどう接すればいいのか…
もっと詳しい話が聞きたい!
受験が不安…
などのご相談は是非渋谷ゼミナールまで♪
受験を乗り越えるには、正しい受験知識を!
正しい学習には、正しい学習知識を!
次回は数学の予定です!!