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【守山南ゼミナール】6月18日 大阪北部地震から3年 親として塾の先生として今思うこと

2021年6月18日

こんにちは。
守山南ゼミナール塾長の今後です。

長文ですがぜひ読んでいただければありがたく思います。

 

3年前に私の地元で地震が起こりました。
2018年(平成30年)6月18日7時58分39秒に発生した「大阪北部地震」です。
私は当時、妻と姉(当時3歳)と1階で朝ご飯を食べておりました。
震源すぐそばということもあり、いきなり「ドンッ」と大きな揺れ(震度6弱)を感じました。
その時の私は意外と冷静で、妻と娘が机の下に入ったことを確認し、2階で寝ていた下の娘(当時0歳)のところに駆け上がりました。幸いなことに、家族にけがもなく、テレビ(32型)が倒れて壊れたのみの被害で済みました。
ガスと水道が止まり、水道は3日ほどで復旧しましたが、ガスは復旧まで1~2週間かかりました。ただ、電気は通っていたため、ある程度の生活はできました。すぐにテレビ(生き残った20型)をつけ状況を確認しました。その中で、とても悲しい気持ちにさせられる話が流れていました。

小学生が通学中に、倒壊したブロック塀に巻き込まれて亡くなったというものでした。
その後知ることになるのですが、その生徒は何か当番があって、いつもより少し早めに出て、巻き込まれたということでした。まじめな子が巻き込まれるなんて、なんて理不尽なんだと、さらに悲しくなりました。ブロック塀の倒壊に関しては地震以外にもいろいろ要因があるようですが、今回伝えたいことからそれてしまいますので、ここでは詳細は控えておきます。

このことから私が感じたことは、
「今、横にある命は当たり前のものではない」
ということでした。

「今、横にある命は当たり前のものではない」ということは、「(確率は低いが)横にある命が突然なくなってしまうことがある」ということですよね。自分中心の考え方かもしれませんが、当時、自分の娘がもしそうなれば、、、と考えれば恐ろしくて仕方がありませんでした。愚かなもので、こういった悲しい出来事が起こらなければ、そばにある命の大切さに気付けないものだと反省するとともに、「そばで元気に生きていることをまずは喜ぼう」、「今、この子が幸せを感じられるよう、無条件の愛を感じてもらえるよう、行動しよう」と、心に思いました。塾の先生として仕事をしだして、子どもの発育に関して勉強したときに、「無条件の愛」が大切ということを学んだことをここでとても強く認識させられました。

現在、娘は5歳と3歳になりました。
情けない話ですが、その当時に思ったことは今も継続できているかと言えば正直できていないことが多いと思います。下の子が2歳(イヤイヤ期)の時は特に、、、ちなみに妻は早朝に仕事に出るので、朝ご飯から保育園登園は私が担当になっています。

子どもたちも成長してきて、生意気になり、成長とともに親側から求めることも多くなり、家の中では注意が多くなってきてしまっています。生まれたときは、「ただただ、元気に生きていって欲しい」という思いが沸き起こっていたにも関わらず、、、

今回この3年前の地震のニュースをたまたま見て当時の想いを思い出すことになり、再度「そばで元気に生きていることを喜ぼう」と思いました。
二人の娘の親としてわが子に、塾の先生として生徒に、「当たり前ではない命」に、「無条件の愛」をもっと感じてもらえるように意識して行動していこうと思います。
日本人に多い、そういったこと言ったり伝えたりすることが苦手な方なのですが頑張ります。

さて、子どもが言うことを聞かず、イライラされている保護者様は多いのではないでしょうか。
過去の自分や周りの子どもと比べて我が子はどうなのかという不安感や、子どもの将来を案じ何とかしてあげたいという気持ちが、うまく子どもに伝わらずイライラに繋がっているのではないでしょうか。
ただ、イライラをぶつけても、正論をぶつけても子どもにはなかなか伝わらず、行動の変化はなかなか見られないのではないでしょうか。
私も子育てをしてだんだんと実感がわいてきました。
塾の先生として十数年、たくさんの生徒たち・保護者様たちと関わってきましたが、正直、負の感情をぶつけることや正論をぶつけても、本当のところで生徒の態度変容はなされないと感じています。
その場しのぎの行動で終わってしまうことが多いです。
怒っても何をいっても行動が変わらないという方がいらっしゃったら、生まれたときのことを思い出してフラットな気持ちで子どもを見てください。思い切ってこちらの行動を変えてみてください。
こちらが行動を変えれば(無条件の愛を与えれば)子どもの心に何かしら変化を与えることが出来ると思います。
あっ、もちろん言わないといけないことはしっかり言ってくださいね。

ひとまず、私は「保育園の登園の別れ際に、ギューッと抱きしめる」ということを今日から始めてみました。
正直朝の用意の段階で小言は言ってしまっていますが、、、
「何があってもあなたのことが大好きだよ」ということを「ギューッと抱きしめる」という行動でこれから毎日示していきます。

文章を書くのが苦手なので、分かりづらい部分が多々あったかと思います。申し訳ございません。
また、長い文章を読んでいただきありがとうございました。

 

●最後に
子育てってやってみると本当に大変なことが多いですよね。思い通りにならないことやわからないことが多すぎて。私自身はまだ子育て序盤ですが痛感しております。
塾の先生として、子どもにかかわる大人として、勉強以外の面でも子どもに関わり、保護者様の子育ての一部を引き受け、保護者様のイライラを少しでも抑え楽になり、家庭が楽しい空気に満ち溢れている状態にできるよう協力できればといつも考えております。まだまだ私自身至らぬところが多いですが、微力ながらもできることはないかと取り組んでいます。お困りのことがあれば、遠慮なくいつでも校舎までご連絡ください。

 

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